病院や介護施設内はバリアフリーに整えられており、安全を重視するうえでは最適な環境です。
利用者様はそうした屋内での歩行練習慣れてきた頃、新しい環境として屋外歩行に挑戦する事になります。
屋内のフラットな環境で訓練を繰り返すうちに、屋外で歩行する感覚が鈍くなってしまう利用者様も少なくありません。一見平らに見える屋外のアスファルトでも、細かい凹凸やわずかな傾斜があります。バランス能力や筋力が低下している利用者様にとっては大きな障害であり、足先が引っかかって思わぬつまずきにつながることも。こうしたわずかな段差は屋外ならではのもの。実地での訓練ほど有効なものはありません。